アイサイトと保険料|自動ブレーキ搭載車は自動車保険が安くなる?
スバル車の多くに搭載されているアイサイト。
管理人もスバルの営業マンにアイサイトの安全性、特にプリクラッシュブレーキ(自動ブレーキ)について、いろいろと聞いて情報収集していますが、事故発生率が激減しているようです。
データによると、アイサイトVer.2(2019年1月の現在はVer.3.5)の段階でも6割も事故が減っています。
更に、衝突事故に関しては8割減です。
これだけアイサイトによって交通事故が減っているなら、自動車保険が安くならないのか疑問に感じますよね。
結論から言うと、すでに一部は安くなっていますし、今後は更に安くなることが決まっています!
このページでは、アイサイト導入車の自動車保険について解説しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
アイサイトの標準搭載が進んで自動車保険が安くなっている!
スバルは、他社に先駆けてアイサイトによりプリクラッシュブレーキ(自動ブレーキ)の搭載を進めてきました。
その結果、スバル車の交通事故の発生率が大幅に減少したことにより、車両料率クラスが下がり、自動車保険が安くなってきています。
参考:自動車保険が安い車種は?新車ランキングの料率クラス一覧
詳細については上のページに記載していますが、「対人」「対物」の料率クラスが特に低く、安い自動車保険料に繋がっています。
車両料率クラスは、車種・型番毎の交通事故発生率を元に算出されますので、オプションではなく、アイサイトの標準搭載が更に進めば、もっと改善していくことが予想できます。
参考例:フォレスター(SJG)
車両 | 対人 | 対物 | 障害 |
3 | 2 | 3 | 4 |
参考例:プリウス
車両 | 対人 | 対物 | 障害 |
5 | 4 | 4 | 4 |
アイサイトで交通事故を防止できて、その上で自動車保険まで安くなるなんて最高ですよね。
プリクラッシュブレーキ(自動ブレーキ)は、業界でもスバルが先駆けて注力してきたシステムですが、他社もアイサイトに追いついてきています。
メーカー各社には、どんどん競争して事故を起こさない車にしていって欲しいですね。
アイサイト等の自動ブレーキシステム割引で自動車保険が安くなる
国土交通省は、事故発生を減少させる目的もあり、ASV車(先進安全自動車)の普及を目指しています。
メーカーも役所の意向や消費者にニーズに答えるため、安全装備を充実させ、特に自動ブレーキ(AEB=衝突被害軽減ブレーキ)の開発・販売に力を入れるようになっています。
そういった取り組みの結果、交通事故の減少がデータとしても確認でき、更なるASV車(先進安全自動車)の普及を促進させるため、2018年1月1日以降、自動車保険に自動ブレーキ割引が導入されることになっています!
もちろん、自動ブレーキと言っても、アイサイトのように長い期間掛けて熟成されたものから、最近搭載が始まったばかりの簡易的なシステム(時速30km以下でしか機能しないなど)までピンキリですので、割引といっても大幅な率にはなっていません。
気になるその自動車保険の割引率ですが、一律で9%ということです。
アイサイトの事故減少率から考えると、少々割引率が少ないように感じますが、自動ブレーキ搭載車「一律」なので、この割引率なのでしょう。
自動ブレーキシステム割引が受けられるのは、発売から3年以内の車(普通車の場合)のみです。
それ以降は、車両料率クラスに反映されていくという考え方のようです。
ただし、車両料率クラスが存在しない軽自動については、3年経過後も割引が受けられることになっています。
アイサイトと自動車保険料まとめ
スバルのアイサイトが先行して切り開いたACV車(先進安全自動車)の領域。
エアバッグやABS(アンチロック・ブレーキ・システム)のように、一般に普及していく段階になってきており、自動車保険も実態に合わせて割引は適用されるようになりつつあります。
アイサイトに限ったことではありませんが、自動ブレーキ搭載車を購入する予定の方は、2018年1月1日以降に購入することで割引を受けることができますので、考慮に入れてみてください。
実際の開始日は、自動車保険会社の準備が整い次第ということです。
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